三重といえば松阪牛…だけやないんやで!

実は地元民でも知らんかもしれん「隠れた名物グルメ」や「意外な歴史」が詰まってるんよ〜。
今回は天むすに注目して、知ればもっと食べたくなる豆知識も一緒に紹介していくわな🍴



🍀注目グルメはこれ!

今回紹介するのは【天むす】

天むす



地元では当たり前でも、全国的にはまだまだ知られてへん“うまいもん”なんやで〜。
  • 名称:天むす(天ぷらのおむすび)

  • 主な地域:津市・四日市市(発祥は津市)

  • 一言で言うと小ぶりな海老天を包んだおむすび。手軽やのに、上品なうまさが魅力!

ぷりっとした海老天を、塩気のあるごはんで包んで、海苔で巻いた一品。冷めても美味しいから、お土産にもぴったりやで〜。


私も昔“天むすって名古屋のもん”やと思っとったんよね〜🙄


でも実は三重・津市が発祥って聞いてびっくり!

しかも、もともとはお店のまかないから生まれたっていうのもまたええ話やわ🍤


あの一口サイズに海老天のぷりぷり感とご飯の塩気…最高のバランスすぎて、冷めてもウマいの納得やわ✨


お弁当に入ってると、ちょっとテンション上がるよね♪


● 由来・誕生のきっかけ

実は「名古屋めし」の代表格・天むすは、三重県津市が発祥なんやよ!

津にある天ぷら店『千寿』のまかない料理として生まれたのが始まり。

忙しすぎて昼ご飯を作る暇もなかった初代店主の奥さん・水谷ヨネさんが、海老天を刻んでごはんに包み、パクッと食べられる形にして出したのが“原型”やったんや。



てんむす



それが「なんか、これめっちゃウマいやん!」と評判になって、味付けを工夫しながら完成したのが今の天むす。

最初は常連さんだけに出す裏メニューやったのに、人気が爆発して正式メニューに昇格。

ついには『千寿』は天ぷら定食屋から“天むす専門店”に大変身してまうほどの大ヒットになったんやわ!


その後、この“うまいもん”が名古屋にやって来たのは約20年後。

倒産した名古屋の時計店『藤森時計店』のご夫婦が、再起をかけて天むすに目をつけたんよ。


三重の千寿を訪ねて「作り方を教えてください!」と頼み込むも、最初は断られる…

せやけど、1ヶ月に渡る熱意の交渉の末、ついにレシピ伝授の許可をゲット!

ただし、「天むすを世に広めないこと」という条件付きやったんやて。


こうして名古屋でも『千寿』が誕生し、口コミだけで評判が広まっていくうちに、天むすは“名古屋名物”として定着していったんやわ。

ほんまは三重生まれ・名古屋育ちっていう、ちょっと複雑なルーツを持ったグルメやねん😊



なんなんこの話…ドラマかと思ったわ😭✨

「忙しいからまかないでササッと」から始まって、最終的に天むす専門店に変身してまうって…展開アツすぎるやん!

しかも名古屋に渡ったあとのエピソードも泣ける💦
「広めんといて」って言われながらも、口コミで広がって…気づけば“名古屋名物”って認識されとるって、

もう天むす、複雑すぎる三重っ子のスターやん😳

これはもう「うまさに歴史あり」って感じやな🍤✨


● 観光客に人気の理由とは?

旅行やドライブの途中でもサッと食べられるし、冷めても美味しいからお弁当やお土産にもぴったり
ひと口サイズで食べやすいのも、人気の理由のひとつやな。


しかも、海老天の衣はサクサクというより少ししっとりめで、ごはんとの一体感があるんよ✨

名古屋駅や中部国際空港でもよう見かけるけど、「本物の天むすを食べたいなら津に行け!」って地元民はよう言うんやわ〜。


● 実は他県民に誤解されがち!?

ネットで「天むす 名古屋」って検索すると、名古屋のお店ばっかり出てくるやろ?
せやけど、これって実はちょっとしたご当地グルメの“勘違い”あるあるなんやさ。

発祥のお店「千寿」では、いまでも当時のスタイルを守ってて、ちっちゃめの天むす5個入りが基本。

しかも、海苔の巻き方も“半分だけ”巻いてあるんやけど、これは“手が汚れにくいように”という工夫なんやよ!

こういう細かい気配りまで知ると、「やっぱ本家はちゃうな〜」って思えてくるわな。



● 意外な“進化系”は名古屋で進化中!

最近では、名古屋を中心に「変わり種天むす」も続々登場しとるんやよ!

たとえば、イカ天むす・ちくわ天むす・アナゴ天むすなど、具材のバリエーションも豊富で、名古屋駅周辺の天むす専門店や駅弁フェアなどでよく見かけるようになってきたんやわ。

さらに、おにぎり専門店やカフェ風のお店では、“洋風天むす”みたいな新感覚アレンジも人気で、若い世代にもじわじわ広がってる感じやな〜。

ただし、三重県津市の元祖「千寿」では、今も昔ながらの“海老天むす”一本で勝負しとるんやわ。
そこがまた、「これぞ本家の味!」っていう誇りを感じさせるんよね✨



🗺️どこで味わえる?

有名店・ローカルチェーン

  • 元祖 天むす 千寿(津市):発祥のお店。予約せんと売り切れることもあるほど人気。

    店名 めいふつ天むすの千寿(元祖 天むすの千寿)

    創業 昭和30年ごろ

    所在地 〒514-0027 三重県津市大門9-7

    TEL 059-228-6798

    営業時間 9:30~17:30

    ※但し、ご注文は17:00までの承りとなります。

    定休日 毎週日曜日、第3月曜日

    めいふつ天むす千寿 公式サイト


  • 地雷也(名古屋・全国展開):津発祥の味を全国に広めた立役者。

    徳川本店

    住所 愛知県名古屋市東区徳川1-739

    交通手段 市営バス停留所 「山口町」より徒歩2分

    地下鉄「車道」駅1番出口より徒歩15分

    TEL フリーダイヤル 0120-04-1064  TEL 052-979-2341  FAX 052-979-2342

    営業時間 店頭販売時間 9:00~17:00

    オーダーストップ 16:00 / 定休日 不定休

    駐車場 2台


    地雷也 公式サイト

スーパーや道の駅で買える?

津や四日市のスーパーや、「道の駅津かわげ」なんかでも売ってることあるで〜!
できたての温かいのを出すところもあって、それがまたたまらんのやわ。

💬私のツッコミポイント|ちょっと言わせてもらうわな

「名古屋名物」って言われるたびに「いや、三重やから!」って内心つっこんどる私🤣

でもまぁ、それだけウマさが広まったってことやと思えば嬉しい気もするな〜


🍤🍙✨

 

 

📝まとめ

うんうん、天むすってただのおむすびやと思っとったら大間違いやったわ🍤

歴史もドラマもたっぷり詰まっとって、しかも「実は三重が発祥なんよ〜」って言えるのが密かな自慢ポイントよね😎✨

こうやって知れば知るほど、三重の“ほんまにうまいもん”って奥が深くておもしろいなぁって思うわ!

またひとつ、地元の誇りが増えた気がする☺️


次はどのグルメを紹介しよかな〜?お楽しみに!



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