「なんやこれ…道がチョコやん!」
そんなマンガみたいな話、ほんまにあるん?って思いたくなる事件が、ドイツでホンマに起きてしもたんやわ。
お菓子好きが泣いて喜びそうな光景──でも、現場は大混乱!
チョコレート工場からあふれ出した大量の液状チョコ。気温のせいでカッチカチに固まって、街の道路をえらいことにしてもうたんやさ。
※この事件は2018年ごろに実際に報道された内容をもとにしています。
【やらかし①】タンクの不具合→チョコがあふれる大惨事!
事件が起きたんは、ドイツ西部の町・ヴェルル。
チョコレート工場のタンクが故障してしもて、約1トンもの液状チョコレートが、ざざーーーっと道路へ流出してもうたんやわ。
タンクの中にあったはずのチョコが、ボイラーを通じて溶けたままの状態で配管からあふれ出し、そのまま外の舗装道路へどんどん広がっていったらしいんよ。
しかもこの日はめっちゃ寒かった!
気温は氷点下やったもんで、チョコはあっという間に冷えてカッチカチに固まり、道路が巨大な板チョコ状態に!
その光景たるや、「ここ工場の中ですか?」ってくらいチョコまみれ。
通りかかった地元の人も足を止めて「え…これ全部チョコ?」って二度見したって。
工場の敷地から道路にかけて、幅約10メートル以上にわたって広〜くチョコが広がってしもて、車も人も近寄れん状態になってもうたらしいわ。
「チョコの川」ならぬ、「チョコの道」やで、これは。
【やらかし②】消防隊、シャベルでチョコ除去に大奮闘
現場に駆けつけた消防隊員たちは、スコップや温水、さらにはショベルカーまで使ってチョコを削ったり溶かしたりして、大掃除作業。
ただの土砂や氷やないで?相手は甘〜くてねば〜いチョコレートやさかい、処理はそりゃもうひと苦労。
スコップがチョコに刺さらんくらいカチカチの部分もあれば、ぬるぬるで長靴が取れそうになる部分もある。
まさに“甘い地獄”。
しかも道路の表面はチョコで覆われとるだけやなくて、溝や排水口にも流れ込んどって詰まりの原因にもなりかねんってことで、かなり慎重な除去作業が必要やったんやて。
地元の人もびっくり、「甘い匂いがするけど、笑えやん…」って雰囲気やったみたいやわ。
作業は数時間に及んだものの、消防隊と工場スタッフの連携で無事に完了。
工場の人も「申し訳ないことをした」と謝罪しとった。
幸いケガ人は出やんかったらしいけど、なんともおいしそうで、おいしくない騒動やったわな。
チョコまみれの道路って、夢みたいやけど…現場は悪夢やったんやろな〜😅
スコップで板チョコ砕くって、バレンタインでもそんなことせぇへんで?
消防隊員さん、ほんまおつかれさまやったわ💦✨
【まとめ】
見た目は甘そう、中身は地味にハードな「チョコレート災害」。
まさか工場のタンクが壊れただけで、町中がスイーツ地獄になるとは誰も思わへんわな。
でもこんな珍事件も、寒さとチョコの組み合わせがなせるワザ。
日ごろのメンテナンスって、大事やな〜って思わされる一件でした!
元ネタ参考:"Chocolate factory leak smothers German street in chocolate"|The Guardian(英語)
コメントする